投稿日:2008-06-19 Thu
「エコ」という言葉にうさんくささを感じる人が増えているように思います。「エコ」の思想自体を否定するつもりはありませんし、このブログのリンク先でもある「環境を意識した日々」を送ることは、世界人口が50億を超える今日、Co2削減などおおいに有効だと思われます。
しかしながら、「エコ」という言葉を濫用する場合が、ことにテレビCMに増えているように思います。
最悪の一例が、トヨタの「エコ替え」です。
菊池桃子が「この電球、まだ使えるけど(環境に優しいほうに)、替えよう」
というと、
関根勤が「この車、まだ乗れるけど、(環境に優しいほうに)、替えよう」
というCMです。
詭弁ですらない、この論法。なんというか、この頭の悪さをどうしよう。と夕暮れの山路をとぼとぼとうつむいて歩きたくなるほど、むなしく、悲しい気分に襲われるCMです。まちがいなく、近年最低のダメCM。真の地球環境保護、温暖化阻止の取り組みの努力に対する最悪の冒涜として、批判したいと思います。
地球温暖化など二酸化炭素が原因ではない。NASAのグラフがあってそれをみると地球の平均気温が上がると地球の二酸化炭素量が増えている。順序が逆なんです。だいたい数年前まで地球寒冷化が騒がれていた。興味深いことに戦争が起こってるときはきまって地球が寒冷化しているときです。寒冷化すると作物が育たなくなる。それで戦争をして人間の数を減らしてバランスを取っていたのではないかと考えます。またNASAのグラフでは世界の平均気温は上がったり下がったりを繰り返しているだけで一定ではない。寒冷化温暖化の原因は太陽の活動周期の問題です。地球温暖化の原因が二酸化炭素なんてメディアに踊らされてますよ。エコ。人々の良心を逆手に取って儲ける経済戦略ですよ。儲けているやつがいるんですよ。と私は思います。京都議定書に調印しないアメリカが普通だと思います。エコのせいで苦しんでいる人もいるんですよ。 長文失礼いたしました。
2008-06-20 金 17:24:42 |
URL |
おっさんのはしくれ
[編集]
おっさんのはしくれさん、コメントありがとうございます。
私、研究なるものを志している者のはしくれでありまして(もちろん、おっさんのはしくれでもあるのですが)、社会的責任を分担すべき大企業や行政が地球環境やエコの問題を語る時には、科学的・合理的な根拠とデータが必要だと思うんですね。
地球温暖化とCo2排出の因果関係についてはおっしゃるようなことも有力な一学説でありますし、もちろんそうでない説もあるので科学者は研究と議論を積み重ねてゆくべきであることはもちとんです。
それとは別に、「エコのために車を買い換える」という行為がどれだけのCo2削減につながるか、私ははなはだ疑問に感じます。このようなCMを放映するのであれば、たとえばいま乗っている車にあと3年故障なく乗れるとして、その間に排出するであろうCo2量と、新たにエコカーが製造される際にかかるCo2量、古い車を廃棄することに伴う環境負荷など、さまざまな要素を総計しなければならないと思うのです。
そういう合理的・科学的判断をすべてすっ飛ばして、ただ「車買い換えろ」というのはでたらめな理屈であるというのは中学生くらいなら分かりそうなものなのに。。。
トヨタ、そんなに経営悪いんかいな、と思ってしまったのであります。
私、研究なるものを志している者のはしくれでありまして(もちろん、おっさんのはしくれでもあるのですが)、社会的責任を分担すべき大企業や行政が地球環境やエコの問題を語る時には、科学的・合理的な根拠とデータが必要だと思うんですね。
地球温暖化とCo2排出の因果関係についてはおっしゃるようなことも有力な一学説でありますし、もちろんそうでない説もあるので科学者は研究と議論を積み重ねてゆくべきであることはもちとんです。
それとは別に、「エコのために車を買い換える」という行為がどれだけのCo2削減につながるか、私ははなはだ疑問に感じます。このようなCMを放映するのであれば、たとえばいま乗っている車にあと3年故障なく乗れるとして、その間に排出するであろうCo2量と、新たにエコカーが製造される際にかかるCo2量、古い車を廃棄することに伴う環境負荷など、さまざまな要素を総計しなければならないと思うのです。
そういう合理的・科学的判断をすべてすっ飛ばして、ただ「車買い換えろ」というのはでたらめな理屈であるというのは中学生くらいなら分かりそうなものなのに。。。
トヨタ、そんなに経営悪いんかいな、と思ってしまったのであります。
そうなんですよね。
実は(学者・識者の)誰も「地球が温暖化しているのは絶対CO2のせいだ。間違いない」とは言っていないんですよね。CO2はあくまで「一因かもしれない」ということで。
私としてはむしろ化石燃料の依存にそろそろ歯止めをかけたほうがいいのでは?と思います。
石油が枯渇するまであと何十年なんて言われていますけど、昨今石油価格が跳ね上がり(これについては一時的という見方もありますが)、車生活の者にとってはつらくなっています。
というか石油が本当に枯渇してきたらそれこそ奪い合いになり、価格もそれまでの比にならないほど暴騰しますよ。産油国(石油で財源が成り立っている国)も石油で得る資金に困ってくるでしょう。
ガソリン・ディーゼル車も動かせなくなりますし、油で動く機械も止まってしまいます。石油を利用した火力発電もできなくなります。旅客機も飛べなくなってしまいますね。
今すぐ化石燃料から離れることは出来ませんが、徐々に自然エネルギーに転換させていくことはこれから絶対必要ではないのでしょうか。
まぁ今回のトヨタの宣伝はサミットを意識したものでしょうが。
私も長文失礼いたしました。自分は学者でも何でもないので「エコ(環境)について全く分かっていない」と思われる部分もあると思いますが、そこは素人が書いた文章ということでm(_ _)m
実は(学者・識者の)誰も「地球が温暖化しているのは絶対CO2のせいだ。間違いない」とは言っていないんですよね。CO2はあくまで「一因かもしれない」ということで。
私としてはむしろ化石燃料の依存にそろそろ歯止めをかけたほうがいいのでは?と思います。
石油が枯渇するまであと何十年なんて言われていますけど、昨今石油価格が跳ね上がり(これについては一時的という見方もありますが)、車生活の者にとってはつらくなっています。
というか石油が本当に枯渇してきたらそれこそ奪い合いになり、価格もそれまでの比にならないほど暴騰しますよ。産油国(石油で財源が成り立っている国)も石油で得る資金に困ってくるでしょう。
ガソリン・ディーゼル車も動かせなくなりますし、油で動く機械も止まってしまいます。石油を利用した火力発電もできなくなります。旅客機も飛べなくなってしまいますね。
今すぐ化石燃料から離れることは出来ませんが、徐々に自然エネルギーに転換させていくことはこれから絶対必要ではないのでしょうか。
まぁ今回のトヨタの宣伝はサミットを意識したものでしょうが。
私も長文失礼いたしました。自分は学者でも何でもないので「エコ(環境)について全く分かっていない」と思われる部分もあると思いますが、そこは素人が書いた文章ということでm(_ _)m
2008-06-20 金 23:58:41 |
URL |
Near 牛久
[編集]
Near 牛久さん
> 私としてはむしろ化石燃料の依存にそろそろ歯止めをかけたほうがいいのでは?
という点、同感です。仮に地球温暖化の原因が二酸化炭素の排出だとしたら、その二酸化炭素は、植物や微生物が地中に潜って作られた石炭や石油のかたちで地底に保管されてきたわけです。産業革命以降、これを燃焼させてエネルギーを得ることによって、世界の産業と経済は発展してきた。
しかしいま仮に私が総理大臣になって、上記のようなことを言い出したら、経団連あたりが騒いで、即刻内閣総辞職に追い込まれるでしょうね。それは、「化石燃料を燃焼してエネルギーに変える」という産業革命以降の根本的なパラダイムをひっくり返すことになるからです。二酸化炭素排出削減の運動は、産業革命以来つづく近代へ、本質的な懐疑を突きつけているんじゃないかと思ったこともありましたが、排出権取引云々をみると、どうもそうでもないようです。
トヨタのCMがサミットの支援であるというのも納得です。考えてみればトヨタは経団連の中核企業、経団連は一貫して自民党政権支持ですからね。しかしそれにしても、この「エコ替え」の発想は聴衆をバカにしていると思います。
> 私としてはむしろ化石燃料の依存にそろそろ歯止めをかけたほうがいいのでは?
という点、同感です。仮に地球温暖化の原因が二酸化炭素の排出だとしたら、その二酸化炭素は、植物や微生物が地中に潜って作られた石炭や石油のかたちで地底に保管されてきたわけです。産業革命以降、これを燃焼させてエネルギーを得ることによって、世界の産業と経済は発展してきた。
しかしいま仮に私が総理大臣になって、上記のようなことを言い出したら、経団連あたりが騒いで、即刻内閣総辞職に追い込まれるでしょうね。それは、「化石燃料を燃焼してエネルギーに変える」という産業革命以降の根本的なパラダイムをひっくり返すことになるからです。二酸化炭素排出削減の運動は、産業革命以来つづく近代へ、本質的な懐疑を突きつけているんじゃないかと思ったこともありましたが、排出権取引云々をみると、どうもそうでもないようです。
トヨタのCMがサミットの支援であるというのも納得です。考えてみればトヨタは経団連の中核企業、経団連は一貫して自民党政権支持ですからね。しかしそれにしても、この「エコ替え」の発想は聴衆をバカにしていると思います。
確かに「だから替えよう」という発想は単純過ぎると思いますね。
まず大事に「使いきって」からそういうエコ商品を購入するというのが筋じゃないでしょうか。
電球ならまだしも車なんてそう簡単に買い替えられるもんじゃありませんよ。(特に金額・手続き面で)
あとは価格ですか。もっと手軽に買えるようにならないと。まぁその点は次第にコスト面を克服していくのではと思いますけどね。
まず大事に「使いきって」からそういうエコ商品を購入するというのが筋じゃないでしょうか。
電球ならまだしも車なんてそう簡単に買い替えられるもんじゃありませんよ。(特に金額・手続き面で)
あとは価格ですか。もっと手軽に買えるようにならないと。まぁその点は次第にコスト面を克服していくのではと思いますけどね。
2008-06-21 土 16:38:24 |
URL |
Near 牛久
[編集]
連続投稿失礼します。
本当に自粛で効果が出るほど削減が出来るというのでしょうか。
店が閉まっていても冷蔵庫を止めるわけにもいかないし、もし犯罪などに巻き込まれそうになっても駆け込めないし。
削減というのなら他にやること一杯あるでしょうに。
でもこれ、21の都道府県と政令指定都市でやる意思があるそうで。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080621-00000011-maiall-bus_all
本当に自粛で効果が出るほど削減が出来るというのでしょうか。
店が閉まっていても冷蔵庫を止めるわけにもいかないし、もし犯罪などに巻き込まれそうになっても駆け込めないし。
削減というのなら他にやること一杯あるでしょうに。
でもこれ、21の都道府県と政令指定都市でやる意思があるそうで。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080621-00000011-maiall-bus_all
2008-06-21 土 19:31:09 |
URL |
Near 牛久
[編集]
Near牛久さん
「エコ替え」の腹立たしさは、「エコ」と「替え」の落差にあるんだなと思うわけです。私たちの倹約の思想においてはこの両者は両立しない。「替え」は「消費は美徳」という価値観と結びつきますからね。
その辺の手続きさえ踏まずに、「消費が落ち込んでいるからとにかく買え」という従来の価値観を「エコ」になすりつけているから腹が立つんですね。
たとえばうちの近所を見ていても、MR2とかRX7とか、バブル末期のグラマラスなデザインの車を大事に乗っている人は多いです。カローラみたいな大衆車でも、昔は4年ごとに買い換えるようなサイクルが出来ていましたが、いまは10年くらい当たり前に乗る。それだけ車の基本性能や耐久性はアップしたし、それは技術の進歩であって誇るべき事だと思うのです。
コンビニに関しては、飲み物のケースの裏まで全部を占める冷蔵庫のと冷房の省電力化の方が効果的かなと思います。ただ、未成年のたむろ?などであんまり近隣の評判がよくないこともたしかなので、そういう不満が行政サイドに溜まっていたのかも知れないなあと思います。深夜労働のサイクルを止めるきっかけになれば長時間労働の蔓延に対する副次的効果はあるかな、とかちょっと思ったりして。どっちもエコへの便乗ですが。
「エコ替え」の腹立たしさは、「エコ」と「替え」の落差にあるんだなと思うわけです。私たちの倹約の思想においてはこの両者は両立しない。「替え」は「消費は美徳」という価値観と結びつきますからね。
その辺の手続きさえ踏まずに、「消費が落ち込んでいるからとにかく買え」という従来の価値観を「エコ」になすりつけているから腹が立つんですね。
たとえばうちの近所を見ていても、MR2とかRX7とか、バブル末期のグラマラスなデザインの車を大事に乗っている人は多いです。カローラみたいな大衆車でも、昔は4年ごとに買い換えるようなサイクルが出来ていましたが、いまは10年くらい当たり前に乗る。それだけ車の基本性能や耐久性はアップしたし、それは技術の進歩であって誇るべき事だと思うのです。
コンビニに関しては、飲み物のケースの裏まで全部を占める冷蔵庫のと冷房の省電力化の方が効果的かなと思います。ただ、未成年のたむろ?などであんまり近隣の評判がよくないこともたしかなので、そういう不満が行政サイドに溜まっていたのかも知れないなあと思います。深夜労働のサイクルを止めるきっかけになれば長時間労働の蔓延に対する副次的効果はあるかな、とかちょっと思ったりして。どっちもエコへの便乗ですが。
>未成年のたむろ?
そこが行政サイドの本音でしょうか?(笑)
まぁ逆に「深夜のほうが(給料)稼げるから」と考えている人にとっては「それはちょっと・・・」と思ってるのではないでしょうか?
何にせよ、やりたいのならまずはそれでどのくらいCO2削減になるのか行政サイドも試算してもらいたいものです。
そこが行政サイドの本音でしょうか?(笑)
まぁ逆に「深夜のほうが(給料)稼げるから」と考えている人にとっては「それはちょっと・・・」と思ってるのではないでしょうか?
何にせよ、やりたいのならまずはそれでどのくらいCO2削減になるのか行政サイドも試算してもらいたいものです。
2008-06-23 月 15:27:39 |
URL |
Near 牛久
[編集]
「何にせよ、やりたいのならまずはそれでどのくらいCO2削減になるのか行政サイドも試算してもらいたいものです。」
ほんとですね。双方、数値を出し合って議論してほしいと思います。でなけりゃ感情論で終わりですよ、これ。サマータイム法案はまたお流れ。これもまた完全に感情論で終わりました。
ほんとですね。双方、数値を出し合って議論してほしいと思います。でなけりゃ感情論で終わりですよ、これ。サマータイム法案はまたお流れ。これもまた完全に感情論で終わりました。
来週帰ります。今年の前半はいろいろあって忙しかった。
こんなページがありましたよ(なかなか面白い)
http://electronic-journal.seesaa.net/category/4655139-1.html
石油の話も読み応えがある
http://electronic-journal.seesaa.net/category/4892051-1.html
私こっちの学校にきてから指導の仕事の関係でこのあたりはかなり細かく調べたことがありますけど、国際政治と利益が絡み合ってかなりややこしい話になっていますね。科学ではなく何かの力学が優先しているという感じで。
経済学者のアプローチでは小島寛之さんの本が面白かったです。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6-%E5%B0%8F%E5%B3%B6-%E5%AF%9B%E4%B9%8B/dp/4492313575/ref=sr_1_13?ie=UTF8&s=books&qid=1214404525&sr=1-13
こんなページがありましたよ(なかなか面白い)
http://electronic-journal.seesaa.net/category/4655139-1.html
石油の話も読み応えがある
http://electronic-journal.seesaa.net/category/4892051-1.html
私こっちの学校にきてから指導の仕事の関係でこのあたりはかなり細かく調べたことがありますけど、国際政治と利益が絡み合ってかなりややこしい話になっていますね。科学ではなく何かの力学が優先しているという感じで。
経済学者のアプローチでは小島寛之さんの本が面白かったです。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6-%E5%B0%8F%E5%B3%B6-%E5%AF%9B%E4%B9%8B/dp/4492313575/ref=sr_1_13?ie=UTF8&s=books&qid=1214404525&sr=1-13
2008-06-25 水 23:37:41 |
URL |
YY
[編集]
昨日の「朝日」の論壇時評(松原隆一郎)「温暖化論議 「危機解決策」めぐり応酬」もためになりました。各雑誌5〜7月号における地球温暖化についての評論13本を掲げて、その方向性をまとめていました。
△ PAGE UP

