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2007.08.22 *Wed

震災の傷痕は輪島の灯籠~がんばる能登紀行(4)

奥能登から外浦を経由して輪島へ向かうと、徐々に震災の傷痕が目立ってきました。

このルートでのお立ち寄りポイントは、北前船の往時を偲ばせる庄屋の館。
有名なのは時国家です。

江戸時代、日本海側は北前船の流通で大いに栄えました。網野善彦さんの著書で知ったのですが、能登は米の石高が低く、貧困に喘いでいたのかと思いきや、実は北前船で栄華を極めていたという歴史があります。

江戸時代に新潟が江戸と競う大都市であったことはこの交易を無縁ではないと思われます。北前船は、北海道でニシンを積み、秋田や山形で紅花を積み、と価値の高いものを運びました。京都や会津でニシンの入った蕎麦や山椒漬が名物だったり、加賀や京都で友禅染が栄えたこと、北海道のアイヌの人たちの服飾品が京都のお寺の廃材だったりするのはそのためでしょう。(このことはいずれきちんと書きたいと思います)

時国家は以前行ったことがあるので、今回は南惣美術館へ行きました。
http://www.wajima.gr.jp/nansou/index.htm
ここもかつての庄屋の館。
ここの栄華はすさまじく、すでに鎌倉時代の文献には名が見えるそうです。庄屋とはいっても北前船貿易の親方であるため総合商社的性格を持っており、「家札」(務める人たちが使うお金。もちろん換金可能)さえ発行していたそうです。応挙や柿右衛門、あるいは古筆切といった所蔵品もすばらしいものでしたが、こういう品物もおそらく武家や公家に金を貸したカタに取ったものではなかったかと。

ここのなまこ壁。ピンぼけご容赦。
美術館の壁も落ちた。


ここのお宅の方と話をしましたが、この建物は半壊の認定を受けたそうです。このなまこ壁は全部剥落し、自費で修理したそうです。美術品もだいぶひっくり返ったりしたんだそうです。

輪島へむかう道の崖崩れ。怖!
崖崩れ復旧中!


輪島市の重蔵神社。石灯籠が…。

灯籠台座

灯籠の柱

頭のない灯籠


能登震災での唯一の犠牲者の方は灯籠の下敷きになったのでした。この状況、復旧が遅れているというより、もう灯籠を組み立てる気になれないということなのではないでしょうか。

重蔵神社の屋根


拡大してみていただければわかると思いますが、屋根の瓦に新しいところがあります。

輪島の復興は素早い。朝市も行われており(私たちは行った時間が遅く、もう終わっていたorz)、賑やかさを取り戻したようです。

蕎麦屋さん「やぶ本店」のサラダ蕎麦。能登牛乗っかってます!
能登牛の乗ったお蕎麦。美味でした。

おいしかった。これで昨夜の能登牛の恨みを晴らしました。

北前船の時代ではない今日、観光は能登の大きな産業です。
多くの人が観光に足を運ぶことが、復興につながると思います。
少なくとも観光施設、道路は旧に復しています。
ぜひ行ってみてください。


■ダイコクブログ。がんばる能登紀行。
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