投稿日:2007-06-13 Wed
当ブログでも何度となく取り上げてきた「リハビリ日数制限問題」。http://daikokukinkin.blog59.fc2.com/blog-category-13.html
みせかけの「緩和」に誤魔化されるように、さまざまな問題を露呈しつつもマスメディアの関心は「消えた年金問題」と「コムスン問題」に移っていってしまいました。それも、問題の所在は折口とかいう一経営者にあるといわんばかりの勢いです。ことの本質はそんなものではないと思うんですけど。
そんな折、「リハビリ日数制限問題」の精神的支柱である多田富雄さんが『文藝春秋』に新しい記事をお書きになりました。
「厚労省 リハビリ利権は醜い」(「文藝春秋」2007年7月号)
さきほど、さっと読みましたが、3月末の「エセ緩和」措置の問題点を、きわめて明快に論じておられます。8ページの論考です。ぜひご一読ください。
私も、早い時期にこの記事に触れた記事を一本書こうと思います。(今日はくたびれたのでご容赦!)
ところで私、上の方で「折口ひとりの責任ではない」と書きましたけど、この介護の問題と医療リハビリの問題は裏表の関係にあるわけです。つまり、医療リハビリを日数制限で打ち切られたら介護リハビリに行く。しかし介護リハビリはまだ医療リハビリに並ぶ水準に達していないわけです。しかも、厚労省は医療リハビリのみならず、介護の診療報酬も先年の改定できわめて低水準に抑えてしまっています。利潤を追求する企業がこのままでは利益を上げられないわけで、そこで働く人の奉仕精神につけ込んだ劣悪な労働条件や不正受給につながっていくわけです。
もちろん折口はどうしようもないと思いますが、厚労省も同罪だと思います。
いま厚労省はコムスンの引受先として自分たちの息のかかった経営者に声を掛けているでしょうね。今度の引受先はそういうところになるのではないかと。としたら、問題点もまた先送りと言うことになってしまうのではないか、なんてことを危惧しています。
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