投稿日:2007-05-31 Thu
私が運営に参加している「つくばコンサート」主催アンドレ・ワッツ ピアノリサイタル
がいよいよ6月3日に迫ってきました。
6月1日の宮城県白石市公演を皮切りに、全6公演。
つくば公演は3公演目で、ちょうどエンジン全開になること必至です。
2階席を開けたため、チケットもまだ十分にあります。
当日お出でになっても大丈夫です。
ご心配の方は下記まで電話してご確認・ご予約ください。
ノバホール:029−852−5881
つくばコンサート実行委員会:029−852−6470
開場は午後2時30分、開演は3時です。
ぜひお越しください!!
■演奏曲目(予定)
J.S.バッハ:コラール前奏曲「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」BWV639(ワッツ編)
J.S.バッハ:コラール前奏曲「汝にこそ喜びあり」BWV615
モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485
モーツァルト:ロンド イ短調 K.511
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 op.10-3
* *
ベリオ:水のクラヴィーア
ドビュッシー:沈める寺 (前奏曲集第1巻から)
リスト:暗い雲
リスト:エステ荘の噴水
ショパン:練習曲 嬰ハ短調 op.25-7
ショパン:練習曲 ヘ短調 op.10-9
ショパン:バラード第1番 ト短調 op.23
【御注意】
本公演のチケットについて、発売当初に販売したチケットの中に公演日の曜日が6月3日(土)と誤って印刷されたままになっているものがあります。6月3日は日曜日ですので、ご確認をお願い申し上げます。
なお当日朝10時より、つくばコンサート秋の3公演の券売があります。
ぜひお越し下さい。
■詳細はこちらでご覧下さい。
http://daikokukinkin.blog59.fc2.com/blog-entry-161.html
投稿日:2007-05-30 Wed
浅学であるも顧みず、たびたび取り上げてきた「リハビリ日数制限問題」。小手先の、否、みせかけの「緩和」措置によって怒りの矛先をかわしたつもりの厚生労働省ですが、日数制限反対運動を主導してきた道免和久さんのcraseedブログに、次の記事が掲載されました。
http://blog.goo.ne.jp/craseedblog/e/38087da41f563851be9843a71a3a6c29
--以下引用
長期にわたり、CRASEEDの本来の目的とは異なる診療報酬改定問題を追ってまいりました。診療報酬問題に、当事者である国民がはじめてNO!との意思表示をしたことの意義は、歴史的には金字塔となるものと確信しております。
にもかかわらず、その結果出された【緩和措置】は、あらゆる方法を使って中身を骨抜きにしようとする厚労省のすばらしい作品となってしまいました。作品名は『迷路の先の毒針入り饅頭』というタイトルです。その意味は、近々、文藝春秋等で取り上げられると思います。
厚生医系技官は、役所の中で本来の医療とかけはなれた制度が作られるときにストッパー役になっていたはずですが、リハビリ問題においては、誰一人リハビリ医療を理解しなままここまで突き進んでしまいました。外来診療は即断即決です。これをこなすことができるまでに10年の臨床経験は必要です。そのような能力がある厚生医系技官はおられるのでしょうか?そういう人達が外来を論じても、制度を作っても、ピント外れになることは必定です。
今回の【煙幕緩和】こそ、厚労省の殺意を完遂させる真綿殺人なのです。きっとこの方法は完全犯罪となり、誰の責任も問われることはないでしょう。現場には決して理解できる制度ではありませんが、その目的を成し遂げるにはすばらしい制度設計です。しかし、それとともに、リハビリ医療打ち切りによる経済効果は、全体からすると微々たるもので、財務当局からは何も評価もされず、そのかわりに介護保険の破綻が次々と明らかになると予想します。
CRASEEDとは離れて、別の立場でこの問題の理不尽さを訴えて参る所存ですので、当ブログでのこの問題に特化した記事は本日をもって終了させていただきます。別のメディアができた段階で再度アナウンスさせていただきます。
--
「別のメディア」によってさらに主張が行われ、議論が巻き起こり、そして破綻を先延ばしにする時限爆弾・厚生労働省に抜本的な変革を迫る世論の形成を私は期待します。そして私は私なりに、微力を尽くしたいと思っております。この「微力」の集積こそが世論であり、社会をゆっくり改善させていく力だと思うからです。
投稿日:2007-05-28 Mon
ざんき【慚愧】−する取り返しのつかない事をしたと強く悔むと共に、自ら恥じること。「−に堪えない」
一般にこの言葉は、自分のした行いに対して後悔と反省の念を表す際に用いられます。安倍首相、あなたは松岡農林水産大臣の死に際してなにを後悔し、反省しているのでしょう。「任命責任」ということですか?
しにんにくちなし【死人に口無し】
口のきけない死人は証言することが出来ない。[死人を利用して悪事をたくらんだり、死人に無実の罪をきせたりすることを表す]
ふつう、これを口にする人は悪代官かやくざの親分と相場が決まっております。伊吹文部科学大臣、まさかあなたが松岡さんを…。
※いずれも『新明解国語辞典』第6版。
上記の発言、NHK夜7時のニュースでは放送されていました。安倍発言はテロップ付きでした。NHKも知らなかったのかも。(9時のニュースではその発言は放送されませんでした)
私たちはとっさの場合、気が動転したとき、極度の緊張状態にあるとき、思わぬ言葉が口をついて出ることがあります。しかしそれが意外に本音を語ってしまう場合や、その人の教養の程度がばれてしまう場合もあります。気を付けたいものです。日頃から読書や勉学などで能力を高めておくしかないんですけどね。
松岡大臣には、哀悼の念を捧げます。そして、死を選ぶのではなく、自らの行いについて国民に明らかにして頂きたかった。そしてそのときこそ、「慚愧の念に堪えない」という言葉を自ら発して頂きたかったと思います。
投稿日:2007-05-24 Thu
2007年秋シリーズの発表にともなって、「ホワイエ」69号が配布されています。http://www.tins.ne.jp/~tsukuba-concert/Foier69.pdf
目次:
■2007年秋のシリーズ発売は6月3日
■6月3日アンドレ・ワッツ・リサイタル・プログラム発表
■モルテンセンが軽快で穏やかなチェンバロでリード/コンチェルト・コペンハーゲン演奏会
■バロック・ソプラノの第一人者とリュートの大家の共演/エマ・カークビー&
ヤコブ・リンドベルイ
■外国のコンサートに行くには
■私の好きなこの一曲/スペインの雨
■海外の音楽事情
■実行委員会だより
■音楽雑記帖・その68
■演奏会当日のアンケートより
■ノバホール演奏会予定
--
秋のコンサート3公演の席割表も載ってます。
これみてノバホールに電話すると、チケットの予約がスムーズです。
リンク先の「茨城団塊ジュニアのブログ〜いばらきR30」さんで、つくばコンサート秋の3公演を取り上げて頂きました。ほんとほんと感謝!!
http://r30ibaraki.blog70.fc2.com/
投稿日:2007-05-22 Tue
つくばコンサートで招聘したアンドレ・ワッツのピアノリサイタルが、いよいよ間近に迫ってきました。5月10日の毎日新聞茨城版に紹介記事が掲載されましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、転載します。
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ibaraki/archive/news/2007/05/10/20070510ddlk08040063000c.html
--以下記事文面
聴く:アンドレ・ワッツ氏のピアノリサイタル−−来月3日、つくば市 /茨城
◇高度な技巧で魅了−−ノバホール
世界的なピアニストとして知られるアンドレ・ワッツ氏のピアノリサイタルが6月3日、つくば市吾妻のノバホールで開かれる。
ワッツ氏は16歳の時に、急きょ出演できなくなったグレン・グールドの代役に抜てきされ、ニューヨーク・フィルと共演したのをきっかけに知られるようになった。76年にニューヨークのリンカーン・センターであったリサイタルは、テレビ放送としては初めて開演から終演まで完全生中継されたリサイタルとして話題になった。卓越した技術と繊細な感受性で、聴衆を魅了してきた。
曲目は、バッハの「主イエス・キリスト、われ汝(なんじ)を呼ぶ」や「汝にこそ喜びあり」。モーツァルトの「ロンド ニ長調」、ベートーベンの「ピアノ・ソナタ第7番ニ長調」など。主催するつくばコンサート実行委員会は「音楽に対する真摯(しんし)なアプローチと高度の技巧に裏打ちされたピアノの調べを堪能してほしい」と話している。
15時開演。入場料はA席3000円、B席2500円、C席1500円。問い合わせは、同実行委(電話029・852・6470)。【栗本優】
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なお曲目については最終決定がありまして、以下の通りとなりました。
■演奏曲目(予定)
J.S.バッハ:コラール前奏曲「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」BWV639(ワッツ編)
J.S.バッハ:コラール前奏曲「汝にこそ喜びあり」BWV615
モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485
モーツァルト:ロンド イ短調 K.511
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 op.10-3
* *
ベリオ:水のクラヴィーア
ドビュッシー:沈める寺 (前奏曲集第1巻から)
リスト:暗い雲
リスト:エステ荘の噴水
ショパン:練習曲 嬰ハ短調 op.25-7
ショパン:練習曲 ヘ短調 op.10-9
ショパン:バラード第1番 ト短調 op.23
【御注意】
本公演のチケットについて、発売当初に販売したチケットの中に公演日の曜日が6月3日(土)と誤って印刷されたままになっているものがあります。6月3日は日曜日ですので、ご確認をお願い申し上げます。
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ワッツといえばリスト。リストといえばワッツ。
フジコヘミングで有名になった「ラ・カンパネラ」はプログラムにありませんが、そこはそれ、アンコールに期待!?ということで。
チケットの売れ行きも好調で、当初予定になかった二階席をオープンにしましたので、まだまだチケットに余裕があります。
予習のためのCDはこれをおすすめします。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88-%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%A9-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%90%8D%E6%9B%B2%E9%9B%86-%E3%83%AF%E3%83%83%E3%83%84-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AC/dp/B000228WCY
振幅の激しいリストの音楽ですが、大胆なところは極めて正確、そして繊細優美なところは極めて繊細に弾ききっています。これを高い水準で両立できる演奏家ってめったにいませんぜ旦那(鈴木敦史風の文末)
投稿日:2007-05-20 Sun
つくばコンサート秋のシリーズの詳細をお知らせします。いずれも、6月3日(日)午前10時よりチケットを発売します。
■フェルメール・クァルテット演奏会
2007年 9月29日(土)午後3時開演 ノバホール
〈曲目〉
モーツァルト:弦楽四重奏曲第22番 変ロ長調k.588
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番 「クロイツェル・ソナタ」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番 イ短調op.132
〈料金〉 A:3000 B:2500 C:1500
■ヴッパータール交響楽団演奏会(指揮とピアノ:上岡敏之)
2007年10月14日(日)午後3時開演 ノバホール
〈曲目〉
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番(ピアノ弾き振り:上岡敏之)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
〈料金〉S:5000 A:4000 B:3000 C:2000
■森麻季ソプラノリサイタル
2007年11月 4日(日)午後3時開演 ノバホール
〈曲目〉
R.シュトラウス:「ばらの騎士」より抜粋
赤とんぼ、霧と話した、からたちの花、ほか日本の歌曲
ヨハン・シュトラウス:「こうもり」より アデーレのアリアほか
〈料金〉A:4000 B:3000 C:2000
《シリーズ券》S:11000 A:10000 B:8000
※S席シリーズ券は、ヴッパータール響のみS席で、他の2公演はA席です。
《チケット取り扱い》
ノバホール 029-852-5881
ヤマハつくば店 029-850-0518
チケットぴあ 0570-02-9990
インターネット http://www.tins.ne.jp/~tsukuba-concert/
※上記urlよりメールにてご注文下さい。
演奏者、曲目等の情報はこれから徐々にアップしてゆきます。
投稿日:2007-05-18 Fri
中医療協診療報酬改定結果検証部会(第12回)におけるリハビリアンケートの最終報告が公開されていることに気が付きました。http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/04/dl/s0418-3e.pdf
なにぶん大部のものであり、いまコメントは控えますが、自由記述欄に日数制限に関するリハビリ医の方々の疑念が多く記されており、興味深い内容を含んでいると感じました。
投稿日:2007-05-14 Mon
リンク先のfujitaさんからユニット展のハガキを頂きました。本日より開催です。
○ユニット展「7つのかたち」
現在開催中、26日まで(20日(日)休廊)。入場無料
ギャラリー・セイコウドウ
※ セイコウドウは、銀座通りの京橋寄り、テアトル銀座近くのコージーコーナーの
隣のビル。細い階段を上ってからエレベーターに乗ってください。5Fです。
このユニット展、昨年は「7つの音楽」というタイトルで、このブログでも紹介しました。
http://daikokukinkin.blog59.fc2.com/blog-entry-25.html
「音楽」をテーマに各自が個性を競った昨年から、今年は変型がテーマとなるそうです。よくわからないのですが、「7つのかたち」で検索をかけると、教材が出てきます。たとえばこんなの。
http://kiddy.co.jp/Lcatalog/L0901.html
メンバーの柔軟性が試される、ことになるのかな?
本日はオープニングパーティがあるそうですが、私は明日の夕方まいりたいと思ってます。観てきたら、またご報告いたしますです。
投稿日:2007-05-01 Tue
私が今住んでいる家は住宅街のはずれにあり、空き地や畑、そして藪が広がっています。藪にはキジやウグイスがおり、この季節はさかんに鳴き交わしています。で、ウグイス。
昨年まで我が家の近所を縄張りにしていたウグイスは鳴き方がへたで、
「ホー、ホッケッキョ、キュイ!」
と鳴いていました。この「キュイ!」は語尾下げです。かわいいけど、う〜ん調子狂うなあと思いつづけて3年、どうやらこの「ホッケッキョ、キュイ!」くんは天寿を全うしたらしく、今年から新しい個体が主となったようです。
これが非常にいい声で、聴き惚れるほどのソプラノ。
ところが、やっぱり微妙な歌詞です。
「ホー、ドッコイショ!」
と鳴いているようにしか聞こえません。
これを聞いていて思ったことは、野鳥の寿命がほんの数年であるということと、「ホー、ホケキョ」というのがベストであるというのは人間様の都合による当て字なんだよな、ということです。以前、軽井沢の星野リゾートでバードウォッチングに参加したとき(星野リゾートは潰れた巨大リゾートを次々買い取っては再建させるやり手の会社ですが、軽井沢の星野温泉では自然保護のNPOを作り、おおぜい専門家を雇って軽井沢の自然保護や啓蒙普及に貢献しています)、ガイドの方が「野鳥の寿命はだいたい数年です」と述べておりました。ついでにいうと、発信器を付けたカエルは2年だったとか。最後はフクロウに食べられたそうです。それを、鳴き声に特徴のある「ホッケッキョ、キュイ!」くんのおかげで実感できました。
それから、「ホー、ホケキョ」というのは「法華経」という語と結びついて、説法なんかの話題にされてきたという歴史的経緯があるようです。それで、「ホー、ホケキョ」という鳴き方がベストという認識があります。ところが図鑑などを見ますと、どうもウグイスの鳴き方には方言があるらしい。そして個体差も大きいように思います。少し散歩して別のウグイスの声を聞くと、また鳴き方が違っていたりします。同じ個体でも時期によって微妙に違ってくるらしく、「ホッケッキョ、キュイ!」くんは3月後半の鳴き始めの頃なんかやたらヘタクソで、「ホッケ、キュ!」とか変な鳴き勝たしているうちに段々「ホッケッキョ、キュイ!」になっていきました。
などと思っていたら、今度はツバメが帰ってきたようで、これはなにやらぐちゅぐちゅ言ってます。ご近所の玄関に巣をかけているようです。これも去年と一緒。この辺はいつも静かですが、連休中はさらに静かです。
投稿日:2007-05-01 Tue
8日ぶりに更新いたします。さて今回私がもの申したいのは「させていただく」という語について。
早い話が、
「「させていただく」を連発する人はキモイ」
ということです。
先週、統一地方選と同時に参議院の補選がありました。福島と沖縄。
自民・民主の1勝1敗だとか、いやもともと民主の2議席だったところだから民主の惨敗だとか、まあ評価はいろいろあります。それはどっちでも構いません。そんなに違うようにも思えないし。
私が気になったのは、沖縄の方の候補の島尻さんが当選を確定したときにNHKのインタビューで言っていた一言です。
「○○の事に関しては△△のようにお訴えさせていただいた」
?!
「お訴えさせていただいた」?!
なんじゃその気色悪い言葉遣いは?!とびっくりしてしまったのであります。
なぜ候補者は「お訴えさせていただ」くのか。
たぶんこれ謙譲表現なんでしょう。だとしたら、
「○○の事に関しては△△のように申し上げた」
あるいは
「申し上げて参りました」
でいいんじゃないでしょうか。
「大辞泉」には、「させていただく」の意味として「相手に許しを請うことによって、ある動作を遠慮しながら行う意を表す。」とあります。だとしたら、この言葉は以前このブログで提案した謙譲語の考え方、
「自分が一段低いところへ降りる」
=「自分の言動を謙譲表現にする」
そのものではないでしょうか。だとしたらいちばん適切かつ単純な謙譲語は「申し上げる」だと思います。ほら、高校の古文では「謙譲語がでたら「〜申し上げる」と訳す」という鉄則がありましたでしょ。
それか、「いたします」。たとえば「来週はお休みさせて頂きます」みたいな、動作をあらわす「させていただく」は「お休みいたします」でいいんじゃないかと。もっとも、「申し上げる」の意味で使われる「させていただく」よりは「いたします」の意味の「させていただく」はそんなに気色悪くはないような気がしますが。
そしてこのインタビューを聞きながら私が思ったことは、「ああ政治家ってのはつくづくへりくだることができない種族なのだなあ」ということ。謙譲語が身に付いていないのは誰かに対して謙譲の意を示す経験が足りないのでしょう。それに、「させていただく」という言葉が本当にその人の謙譲を表す言葉であるかどうか、私はかなり怪しく思っています。なんとなく「させて」の部分が相手に対する使役か、自分に対する尊敬語みたいに聞こえるんですよね。なんとなくですが。それに、政治家って選挙の時だけへりくだるんですよね。土下座したりして。だから、この言葉も慇懃無礼に聞こえるのでしょう。
島尻さんおひとりに責を負わせては気の毒ですから、安部晋三首相にお出ましを願うと、彼も大好きなんですね、この「させていただく」という言葉。「○○については、しっかりと、このことを、国民の皆様に対してお訴えさせていただく」とよく言ってます。
どうも、安倍首相やその同世代の政治家の人たちは頻繁に「させていただく」という語を使うようです(ほんとうに「させていただ」いているかは不明)。「まあバカっ丁寧な感じだし、こう言っておけばまちがいなかろう」という感じなのでしょう。
ちなみに最近の政治家は「しっかりと」という言葉も好きみたいです。上記のような表現は「俺の言うことにちゃんと従え」というのが正しい口語訳のようにも思えます。
あまりにまわりくどい敬語は敬意そのものを疑わせます。
シンプルに使うことと、その言葉にふさわしい態度を取ることが、素敵な敬語ライフにつながると、この場を借りてお訴えさせていただく、じゃなかった申し上げます。
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