■プロフィール

キンキン@ダイコク堂

Author:キンキン@ダイコク堂
ブンガク。
オンガク。
ケンケンガクガク。
↑意図的な誤用(嘘w)

ご用の際は
daikokuあっとまーくinter7.jp
(あっとまーくは記号で)
までどうぞ。

■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリー
■FC2カウンター

■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■Powered By FC2ブログ
リハビリ制度 改定しても 大問題
なぜかタイトルが五・七・五w

キャリアブレインニュースより。
https://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=7898

「昨年度に改定したばかりの制度を厚生労働省が今年3月に見直し、4月から再改定されたリハビリテーションに関し、医療現場が新たな問題に直面していることが、4月11日までにキャリアブレインに入った関係者の証言などから明らかになった。4疾患別のリハビリ料と日数制限について、同省は一部「緩和」する措置を取ったものの、リハビリ料の「逓減制」などを制度化した。この影響で、医療機関は再改定前よりも低い診療報酬でリハビリを提供しなければならず、経営難から成果が期待できる患者に早期転院などを迫る事態が起きるのではないかと危惧されるという。関係者は「必要なリハビリを保障するためには、一切の条件をつけず、日数制限を即時に撤廃すべき」と指摘している。」

いちばんの問題は「逓減制」で、これによって儲けがほとんどでないリハビリ患者が出てしまい、病院から放り出される可能性が高まったことが、さまざまな数値とともに紹介されています。

これと、医療から介護保険に移ると再び病状が悪化しても医療リハビリに戻れないと言う不可逆性の問題が今回の改定の二大問題だと考えます。

ついでにいえば、問題は、診療報酬の改定が公示からほんの数日で実行に移されることにもあると思います。日本のすべての医療機関はほんの数日で改定のポイントを理解し、計算を行い、それを反映させて治療方針を考えるまでもっていくわけで、優秀だなあと思いますが、そんなことが言いたいのではなく。なぜ周知・検証期間が設けられていないのかということも問題だと思っています。

たとえば一ヶ月前に公示が出れば、各医療機関で検証が行われ、そこに問題があれば声が挙がり、学会で集約されたり国民の間に反対運動が起こったりして再検討がなされる可能性がある。そうすれば過ちは事前に防げるわけです。しかしその時間を与えないでぶっつけ本番、というのが毎年繰り返されているわけです。うるさいことを言われたくないから考える暇を与えない、という発想があるのでしょう。


ところで「朝日新聞」は、例のスクープに載せられて以来、この問題に関してすっかり切っ先が鈍くなり、昨日の新聞では早期リハビリの重要性を訴えています。早期リハビリが重要だから日数で制限したり、逓減制を導入するというのは厚生労働省の言い分なわけで、すっかり厚生労働省よりになったなあと思います。そりゃあ重要か重要でないかと言ったら早期リハビリだって重要ですが、例のスクープの際に「全体としてリハビリの医療費削減は必要」というようなことを堂々と書いてしまった「朝日」としては、早期リハビリによる医療費抑制に賭けるしかないですもんね。

しかし人というのは千差万別で、みんながみんなそれでよくなるというわけではないのです。早期でうまくいかないから時間かけてじっくり、という場合だってどうしても出てくる。それが仮に少数者だとしても、そういう人のためのセーフティネットを用意しておくことが、国に求められる施策だと思っています。

テーマ:リハビリ - ジャンル:福祉・ボランティア

リハビリ日数制限問題 | 17:40:55 | Trackback(1) | Comments(2)