投稿日:2006-07-28 Fri
昨日(7月27日)牛久駅で署名があったので、様子を見に行ってきました。新しいチラシ兼署名用紙は「都区内・りんかいフリーきっぷ」のことも大々的に取り上げられており、「なんだかJRの宣伝買って出てるみたい」と鈴木さんも笑っていました。実際、他の路線では「都区内・りんかいフリーきっぷ」のチラシを作っているところもあるとのことで、高崎線のチラシを見せてもらいました。
水戸支社長殿。
いま「都区内・りんかいフリーきっぷ」出したら宣伝ただ乗りできまっせw
そういうわけで、この新しい署名用紙の要望事項の第1は「東京自由乗車券の復活または都区内・りんかいフリーきっぷの導入」というものです。また、要望事項のその2、その3として、水戸支社への要望を自由に書き込めるようになっており、一般利用者の声を届けるべく、いろいろ工夫がしてありました。
http://www.jcpushiku.com/sub24.html
(A3なのでプリントアウトは縮小が必要かも)
1時間ほどの間に150筆の署名が集まったそうですが、私がみている間にも次々に署名をしてゆく人が現れ、反響の大きさを垣間見ることができました。
なかでもおもしろかったのが、高校生くらいの女の子2人が署名した時。
楽しそうにふたりでイズミヤから駅に向かって歩いていたのですが、「東京自由乗車券復活を!」と書かれた立て看板をみると急に立ち止まり、
「いつのまにか(東京自由乗車券が)なくなっててマジむかつくんだけど〜!」
「署名しちゃうか、しちゃおう!!」
といってふたりで署名。署名中も大きな声でいろんなことを言っており、周囲にはいい宣伝になったかもしれませんw
そういう様子を見ながら、牛久市議の利根川さんと雑談をしていましたら、利根川さんの携帯に電話がありました。お相手は石岡の党の方からだそうで、石岡でも上記のチラシ兼署名用紙を1万枚刷ったとのこと。いよいよ全県的なとりくみとして、大々的に署名活動が行われていくようです。
ところでこの署名の取材に「赤旗」の記者が取材に来ていました。
記者の方も今回の署名に対する通行の方の反応の良さに驚いておりました。
そんなこんなで、なぜか私も近所の喫茶店で取材を受けました。雑談も含めて2時間近くおしゃべりしてきたかな。最初は反対の声を上げ始めたきっかけや、いろいろな情報を話していたのですが、インターネットでの世論形成という話になり、私は下のようなことを話しました。
私はブログで自分の意思を表明しているわけですが、同じ不満を抱えている人と知り合い、共通の話題について意見を交換しあえるという利点がブログにはあるようです。しかし、残念ながらブログの意見は相手次第で(それこそ線路端の砂利のように)無視される可能性があります。どうやらそのへんにブログの限界もある模様。
私たち一般市民の声。
しかしそれが直接届くかどうかは現状では相手次第です。「インターネットなんて知らない」といわれればそれまで、いくらでも無視されてしまうのが現状です。ならばそれをネット上だけでなく直接人と人が向かい合う場において伝える必要がある。やはり権力に対抗して行くにはネット上のやりとりだけでは力が弱く、実際に行動することが必要となります。しかし、その「声」を集約し、交渉を行うのは個人の力ではかぎりがあります。そのときに必要なのは相手に対抗しうる権力(この場合、選挙を経て民主的に代行されている権力というほどの意味です)なのかもしれません。
…な〜んてなことを話してきました。
今回、この問題に関心を示し、取り組んでくれる政党や議員さんがいるということはとってもうれしいことです。政党が行動を起こしたことによって多くの人の「声」は集約され、水戸支社という権力へ伝えられつつあるわけです。
この記者さんとはアイスコーヒーをすすりながらいろいろとよもやま話をしました。
なんか久しぶりでした、喫茶店でのよもやま話。
白頭庵氏とはよく手賀沼のほとりの喫茶店でわーわー言ってましたっけ。
ガソリンの値上がりといった世相のこと(私は財務省にガソリン税を下げて物価調整をしてほしいなんて考えているもので…)、少子化対策で不妊治療を保険適用にしてほしいといったようなこと、果ては私の専門の文学やメディア、あるいは戦争SFについて、等々、雑談に花をさかせてきました。
彼は、国会議員の大門さんから「もっとでかい記事にしろ!」とハッパをかけられてきているとのこと。期待したいところです。
投稿日:2006-07-25 Tue
急告です。牛久市議の鈴木さんから先ほどメールがありました。
「東京自由乗車券」復活を求める第2次署名行動が行われるそうです。
○ 7月27日(木)午後3〜4時 牛久駅前
ちなみにいま鈴木さんのお手元には150筆くらいの署名があるそうで、これに第2次分を加えて、より多くの署名を水戸支社に突きつけていくことになるのでしょう。前回にチャンスを逃した方、ぜひ!!
ちなみに郵送でも署名は送られてきているそうです。
ネットからダウンロードしてくれたんですね。みなさま、お願い!!
http://park21.wakwak.com/~ushiku.jcp/sub24.html
昨日には国交省での交渉が行われ、共産党牛久市議のお三方と参議院議員の大門みきしさんは「東京自由乗車券の復活」と「通勤快速の復活」を訴えてきたそうです。
通勤快速の復活…。
その点を付け加えて主張してきたのは、この署名を通じて多くの方の訴えがあったからとか。夜の帰りの時間帯の通勤快速はずいぶん前に「フレッシュひたち」になってしまいました。あんときには腹立ったもんなあ。
なお、交渉時の国交省の対応は水戸支社よりさらにひどい官僚的答弁だったんだそうで、大門さんは「これじゃ話にならない。こんな人相手じゃだめだ。別にやろう」と若いお役人に言い放ってきたとのことです。
鈴木さんもだいぶ憤慨のご様子、ほんとお疲れさまです m(_ _)m
お礼かたがた、時間があれば私も署名の様子を取材してこようと思います。
投稿日:2006-07-25 Tue
前回の記事でテレマンのターフェルムジークを取り上げたので、さらにテレマンを。今度はフラウト・トラヴェルソによる演奏です。
フラウト・トラヴェルソとは、いまのフルートのご先祖に当たる木製の横笛のこと。
バッハやテレマンの時代にフルートといえば縦笛のことだったので、わざわざ「トラヴェルソ」(「横の」という意味)と注記しなければならなかったようです。
私は、このフラウト・トラヴェルソの音色が大好きです。
現代のフルートもきらいではありませんが(昨年つくばコンサートで呼んだ「レ・ヴァン・フランセ」のエマニュエル・パユの演奏は忘れられない!)、フラウト・トラヴェルソの古雅で素朴な音色はあれとはまた別物というか、聴けばだれでも心優しくなれる音色だと思います。とくに、有田正広さんという演奏家の吹くフラウト・トラヴェルソの音色が大好きで、CDも何枚か持っています。
有田正広さんはDENONレーベルと契約を結んでおり、このレーベルから出ているCREST1000というシリーズに何枚もCDが入っています。このCREST1000の「1000」とは1枚1000円という意味。負け組クラシックの味方です。
とくにおすすめは
○テレマン「6つの四重奏曲〈1730年ハンブルク版〉」

有田正広(フラウト・トラヴェルソ)・寺神戸亮(バロック・ヴァイオリン)・上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)・クリストフ・ルセ(チェンバロ)というメンバーによる四重奏曲です。第1番の第1楽章、GraveからAllegroに移るところの間の空気感が実に心地よく、演奏に引き込まれてゆきます。
このDENONでは有田さんやその仲間たちを軸に古楽演奏のCDをたくさんだしており、Aliareというシリーズにしています。有元利夫さんのフレスコ画のジャケットも音楽とマッチしていて、すてきなシリーズです。これがCrest1000に落ちたら買うという、まあそのあたりが負け組クラシックの醍醐味ではないかな、とw
ところで本日、CDプレーヤーを購入しました。
MUSICFieldのオークションを通じてオーディオユニオンより購入。
http://www.musicfield.jp/index.html
このお金を貯めるのに苦労しました(´Д⊂
投稿日:2006-07-22 Sat
へんなトラックバックが2000くらい付いてた 凸( ̄皿 ̄#)さて負け組クラシック第2弾は、最近私の買ったCDのうちでコストパフォーマンスに優れたものをご紹介しようと思います。
この場合の「コストパフォーマンス」とは、
「値段が安くて内容がよく、頻繁に聴く」
という意味です。つまり、一回聴くごとにコストがどんどん下がっていくということw

テレマン「ターフェルムジーク」全曲。
ベルダー/ムジカ・アンフィオンの演奏による4枚組。
レーベルはブリリアントクラシックス。
ゲオルグ・フィリップ・テレマンは、18世紀中頃に活躍したドイツの作曲家。
同時代のバッハやヘンデルと比べ、今日の日本における一般的な知名度は地を這うように低いのが現状ですが、後期バロック最大の作曲家とも称せられる場合もあります。また、当時はものすごい売れっ子で、半世紀近くもの間、ハンザ同盟の都市・ハンブルクの都市音楽監督という地位にあり、名声を集めたそうです。ライプツィヒは彼を招聘しようとして失敗したためバッハを呼ぶことにしたと言いますから当時の人気の差がわかります。
テレマンの代表作がこの「ターフェルムジーク」。直訳すると「食卓の音楽」ですね。
「食卓の音楽」といってもまるでサティみたいに「鳥の丸焼きの音楽」とか「生ハムメロンの音楽」とかがあるわけではなく、富裕層の食卓を彩るBGMというほどの意味です。当時のハンブルクは自由都市として栄えていましたから、そういう需要があったんですね。
さて負け組専科ことキンキン@ダイコク堂にも、この勝ち組の贅沢ともいうべきこのCDはとってもよいです。世間的にバロックはあまり人気がありません。つくばコンサートでもバロックの集客は地を這うほど低く。。。
それは、「バロック=しんねりむっつりした音楽」という印象が強いせいかもしれません。バッハの影響かな。しかし、この「ターフェルムジーク」を聴いてもらえれば、その雅、その粋、その明るさに耳を奪われること必至と思われます。そもそも、富裕な人たちの食卓を飾る音楽ですから、重苦しいようでは困りますしね。
ベルダー/ムジカ・アンフィオンの演奏も特筆大書したいできばえ。明るく、つややかな音色で作品の魅力を高めています。合奏精度も高く、息があったアンサンブルを楽しんでいる風情が聴き取れたら、貴方もテレマン・ファンです。
ヒルズ族に代表される最近の富裕層はお金でお金を生むことに血道を上げているように見えます。その一方で、地方における文化芸術関連予算は削られまくり。コンサートを楽しみにしている庶民は音楽から縁遠くなり、仕事が来なくなった演奏家も泣いています。文化という無形で(多くの場合は)金銭的利益を生み出さないのものを財産として認めることができるかどうかは、GDPが、とか株価が、とかいうよりもはるかに社会の豊かさを表す指標だと思うのですが。
私はホリエモンや村上ファンドがうらやましいと思ったことがありませんが、ディナーにこんな優雅で明朗な音楽を楽しむことができた当時のハンブルク自由市民たちの豊かさはうらやましく思われます。このCD、4枚組ですが高い店でも2000円くらい。私が見かけた最安値はキムラヤ新橋烏森店の1400円でした。
え、こういう音楽をお薦めする私もセンスいいって?
いや〜テレマンなあw
投稿日:2006-07-15 Sat
昨日(7/14)、鈴木さんがわざわざ「赤旗新聞」の7月8日号をもってきてくれました。見出しは「往復割引切符「東京自由乗車券」復活求め署名提出 党茨城県委JR支社と交渉」というもの。この記事の特徴は「都区内・りんかいフリーきっぷ」の不導入について多くの行数を割いていることで、参議院議員・大門さんの「(「フリーきっぷ」導入見送りは)おろかな判断だ。沿線の付加価値にもかかわる問題」という交渉時の指摘が記されています。ここに、双方の一致点が見出されることになればいいのですが。
鈴木さんによれば、数日後に大門さんはふたたび水戸に来訪、街頭演説で真っ先にこの問題を取り上げていたそうです。また、その後行われた県内各市町村議員の集まりでも報告があり、活動の範囲は広がっていく模様です。
次は7月24日に国交省と交渉を行うとのこと。
さらなる進展を期待したいところです。
私も、それまでにもっと署名を集めたいと思います。
投稿日:2006-07-13 Thu
今日、ほかに用があったので牛久市中央図書館に行き、常磐線問題に関する新聞記事を見てきました。とりあえず地方紙に目星を付けたところ、「常陽新聞」と「茨城新聞」が掲載していました。どちらも7月8日(土)です。
比較的取り上げ方が大きいのは「茨城新聞」の方。
見出しは「「都区内フリーきっぷ」復活を 共産党県委JR水戸支社に要望 牛久駅で1365人が署名」。
黒崎哲夫さんという方の記名記事で、6行のリード文、水戸駅で試算した場合の「東京自由乗車券」と「ひたち特急フリーきっぷ」「東京週末フリーきっぷ」の価格比較表付き。今回の署名活動のきっかけや「会社全体でつくばエクスプレスに乗り換えるよう社長が指示した極端な例」なども書かれています。「乗車券の復活はできないが、『りんかいフリー』の導入は利用状況を見ながら判断したい」という水戸支社広報室のコメントも掲載されています。
「常陽新聞」はここまでの取り上げ方ではありませんが、それでもかなりの取り上げ方だと思います。見出しは、「東京自由乗車券の復活 JR水戸支社に要望 共産党県委」というもの。
一般紙に掲載されたことによって、この問題の存在はさらに多くの人が知るところとなったと言ってよいでしょう。いろいろ期待したいところです。
なお7月8日付「赤旗」日刊の北関東欄にも大きく取り上げられているそうですが、私は未見。他紙も含め、マスメディアの記事をみつけたらご報告いたします。
みなさまも記事をみかけたら、ぜひぜひコメント欄にご報告をm(_ _)m
投稿日:2006-07-10 Mon
7月7日に行われたJR水戸支社交渉について、日本共産党牛久市議団&つくば市議団による号外が出ましたのでご紹介します(ってよるの黒茶さんがすでに紹介済みですが(^_-)http://park21.wakwak.com/~ushiku.jcp/7gougai.pdf
7日と8日に牛久市議の鈴木さんからもメールをいただいており、それを交えて簡単にまとめと私見を述べておきたいと思います。
まず、わかったこと。
JR水戸支社の「都区内・りんかいフリーきっぷ」不導入にさしたる根拠はなく、「試算も他線との比較もしていない」ということ。試算すらしていないと言うのは驚きです。よくまあ大企業がそういうことをあっけらかんといえる、というか「うちはドンブリ勘定ですハイ」といっているに等しいと思いました。
JR水戸支社における利用者の声を軽視する実態。鈴木さんは、私の意見(【常磐線問題☆2−6】参照)も伝えて下さったそうです。しかし、その答えは「利用者の要望を聞く」というのみで、回答は一切なし。なるほど「利用者の声」カードに答える掲示板すら用意していない企業らしい素敵なお答えですね。
…このときに対応に当たった社員の方がどのような役職にある方かよくわかりませんが、よけいなことを言ってあとで上司に叱られるのを怖れたんじゃないかと思います。しかし、利用者の声に答えないわ、国会議員でなきゃ陳情は受け付けないわ、それで出てきた担当がそんな権限しか与えられていないのでは、先が思いやられます。
しかし、この交渉を通じて、よかった点、大きく前進したと思える点がいくつかあるように思います。
まず、利用者の不満が確実にJR東日本水戸支社に届けられたということ。
これまで水戸支社は、利用者にくすぶっていた不満や差別感に対し、知らんふりを決め込んできた(でなければホントに気づかなかった)わけです。しかし、有権者によって信任された重い立場にある人々が直接その不満を伝えたこと、地域限定とはいえ相当数の署名を突きつけたことによって、企業としてはこれ以上知らぬ存ぜぬの態度は取れないはずです。まずは不満の存在を水戸支社と利用者が共有する。これが交渉の第一歩であり、大きな前進だと思います。
次に、「東京自由乗車券の廃止で、ある程度の不満や批判があることは想像していたが、これほど反響が大きいとは思わなかった。みなさんの気持ちはよく分かりました。」という答弁を引きだしたこと。
つまり、署名や議員交渉という意思伝達の手段は、水戸支社の想像の範囲を超える行動であり、その広がり次第では水戸支社を動かす可能性があることが示唆されたわけです。
さらに、署名の集まりがよいことは水戸支社だけでなく、共産党をはじめとする政党や自治体の動きを加速させる可能性があります。
今回の交渉には、国会議員の大門さんと牛久市議団のお三方だけではなく、県会議員の山中泰子さんと大内くみ子さん、石岡市議の小松美代子さん、つくば市議の橋本けい子さんという沿線他地域の議員の方々が一緒でした。上記の号外には「全線に署名活動を広げる」旨が記されていますが、これによって牛久駅以外の利用者の声を水戸支社に伝えることができると思います。つまり、この問題は全県的な取り組みになったのです。
さらにこの署名によって問題の所在が広く知れ渡れば、沿線の市議会、あるいは商工会などによる決議や陳情などが各所で起きる可能性も出てきます。本来、この問題は企業の営業活動とも密着しているはずなので、立場や思想を超えて企業も署名を行ってくれればすごいことになると思うんだけどなあ。ネット上の署名用紙の「団体名」が空けてあるのは間口を広げるためですしね。
鉄道は地域の利益と密着しています。
居住地域を走る鉄道がよい鉄道であれば、その居住地域の利便性は高まり、ひいては自分の住む地域の価値全体を底上げします。私は、常磐線がよい鉄道であってほしいと思います。そして、「よい鉄道」の条件とは、利用者の声によく耳を傾け、真摯に対応することではないかと思っています。
投稿日:2006-07-08 Sat
先月30日のことになりますが、私の参加している「つくばコンサート」主催の公演がノバホールで行われました。先日このブログでもご紹介した、小菅優ピアノリサイタル
です。
小菅さんはつくばエクスプレスにおひとりで乗り、朝10時台に到着。
アーチストとは思えない気軽さ。すぐにリハーサルに取りかかりました。
彼女が凡百のピアニストと違うのはそこからで、なんと彼女は途中休憩をはさみつつも午後6時半の開場時間ぎりぎりまでピアノにかじりついて練習に明け暮れていたそうです(というのは私自身が見たわけではないので)。それだけで驚異的、というか恐るべきプロ根性。当たり前ではありますが、机に向かうのがいやでいやで…、なんてできそこないの受験生みたいな毎日を過ごしている私なんぞとはものが違います。
リハーサルに際してはきわめて慎重にピアノの響きを確認。
彼女の魅力のひとつに、その美しい音色があると思います。低音部は深みのあるずっしりとした音。逆に高音部はきらびやかで華やかな音がして、それはシューベルトのグラーツ幻想曲で存分に堪能できたように思いましたが、あの音を出すために彼女はリハーサルから非常に気を使っていたそうです。
ノバホールは上部側壁に可変式の吸音パネルがあり、これを調整して好みの響きをコントロール。ピアノの蓋から異音がするということで、ツマヨウジを使ってビビリ音を抑えたりと、きわめて繊細な作業を行っていたとか。リハーサル時の演奏は本番とはずいぶん異なり、丁寧に弾いていたそうです。あの、アドレナリン全開みたいな「熱情」ソナタも、そういう慎重かつ繊細な日頃の積み重ねの上にあるんですね。
もっとも会場が盛り上がったのは、やはりベートーヴェンの「熱情」ソナタではなかったでしょうか。この方の演奏は、曲のヤマ場を作り出すのがうまいというか、音量の増減、微妙なテンポの上げ下げによって曲の構造をガチッとつかみ観客を興奮させる手腕は、よく練り上げられた解釈だと思いました。なんというか、日本人離れしたロマンチックピアニストだなあと言う感じ。
アンコール曲目は…
1)ショパン:前奏曲第16番
2)モーツァルト:幻想曲k.397
の2曲。
これもよく考えられた選曲だったと思います。華麗なショパンで「熱情」の生み出した会場の興奮を持続し、最後のモーツァルトは、プログラム前半の「幻想曲」と後半のトルコ行進曲付きソナタを接続する要として機能したように思います。
ところがあのアパッショナータ・小菅さんがサイン会会場に現れても、だれも気が付かないほどのおとなしい雰囲気。帰りもつくばエクスプレスで帰っていきましたが、だれも気が付かなかっただろうなあ…。ステージ上のオーラとそれ以外のギャップにも驚かされた演奏家でありました。ともあれ今後、日本を代表するピアニストに成長していくことはまちがいないと思いました。
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翌日は「つくばコンサート」秋のシリーズのチケット発売。
○ヴェルニゲローデ合唱団
10月28日 午後3時 ¥2000(全席指定)
○イアン・ボストリッジ テノールリサイタル
11月23日 午後3時 ¥4000〜2000
はからずも「声」を聴くラインナップとなりました。
ヴェルニゲローデ合唱団は青年合唱団。「野ばら」をはじめとするドイツの名曲。
イアン・ボストリッジは声楽の「いま」を代表するテノール。
シューベルトの「美しき水車小屋の娘」全曲というプログラムは、内田光子さんと共演したCDもあり、ぜひ実演を聴きたいという実行委員会の提案で実現しました。
どちらも、東京での彼らのチケット代をみれば完全に価格破壊です。
演奏者も乗ってくるつくばエクスプレスで、ぜひお越しください。
投稿日:2006-07-06 Thu
いよいよ本日(7月7日)、国会議員の大門みきしさんを中心としたJR水戸支社への交渉が行われます。私も夜になって鈴木さんに電話、私の周囲の人々が協力して集めてくれた署名117筆をお渡ししたい旨を伝えますと、鈴木さんはわざわざ拙宅まで取りに来てくれました。
そこでもいろいろと意見を交換し、さまざまなことを教えていただきましたが、私がJRに聞きたいと思っていることを交渉の場で聞いてきてくれるというので、いくつか質問をお願いしてみました。
1:他の路線に導入されている「都区内・りんかいフリーきっぷ」が関東一円で常磐
線だけ未導入という現状について
・なぜそういう措置をとったのか
・今後、導入の意思はあるか
・沿線住民に不利益と差別的待遇を与えているという認識はあるか
2:特急利用者のみが使えるフリーきっぷを導入している点について
・なぜ特急利用者だけを優遇するのか
・その結果として、「水戸支社は県南の利用者に冷淡」という声をよく耳にする
が、それに対する見解は
3:署名を取っている際に、「フリーきっぷがないので高速バス、あるいは自家用
車+TXに切り替えた」「東京に遊びに行く機会が減った」という声を聞いた。
これをどう考えるか
…といったところです。
1は当ダイコクブログ。の当初よりの主張ですが、2、3は署名をいただく際に話をしていて記憶に残ったことを元にしています。2はかねてより県南沿線住民にくすぶっていた不満、3は何人もの人からうかがいました。とくに3は「代替切符の不導入がJRの利益を損ねている」ことを訴えてもらいたいと思っての質問です。
この際ですから、みなさんも明日交渉に行く共産党議員団の方々に
「利用者の声」を届けてもらいませんか。
なにしろ国会議員クラスでないと交渉に応じてくれないJRのこと、絶好のチャンスだと思います。
7日の朝も共産党牛久市議団は牛久駅前で街頭署名をやるらしいので、そのときに伝えてみてはいかがでしょうか。
なお署名はこれからも継続して行っていくとのこと。
今回はなにしろ期間が短かったので、他の市町村などにももっとこの問題を広め、署名活動についても知らせていく必要がありますね。
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今回、この常磐線問題とリハビリ署名、あるいはNHK-FMの記事を通じて、ブログ(ネット)の可能性と限界についていろいろ考えることがありました。
それについてはまたいずれ近々。
投稿日:2006-07-04 Tue
「リハビリ打ち切りに反対する署名」が444022筆という圧倒的な数の署名を集めたことはこのブログでもご紹介いたしましたが、その結果に対する新聞各紙の報道が道免さんのブログにまとめられていたのでご紹介いたします。http://blog.goo.ne.jp/craseedblog/e/588550b18b80d941c4796cc467406f9e
今日(7/4)の朝日新聞朝刊(第2面)に「受診抑制の21人死亡」という記事が掲載されています。これは、やむを得ない事情から国保料を滞納し、「被保険者資格証明書」の交付を受けた患者が、治療費の全額一時立て替えを余儀なくされ、病気を我慢したり手術を拒否して死亡に至る事例を紹介しているものです。
http://www.asahi.com/health/news/OSK200607030080.html
また、昨日ニュース23で紹介されていた末期癌患者のIT企業社長・藤田憲一さんは、「末期患者はすぐに死んじゃうから保険を使って治療してもムダ」という趣旨の、厚生労働省の役人の発言に言及していました。
人の「命」を維持するための重要な制度やお金が、行政改革の一環として削減される「数値」としてしか見えていない厚生労働省の現状には鳥肌が立つ思いがします。
この「鳥肌」は、私がこのような厚生労働省の方針に対して「恐怖」を覚えていることに由来します。これは「恐怖」です。命綱なしで崖っぷちに立ちすくむ、あの感覚です。
脳梗塞によるリハビリ治療やガンによる余命宣告は、だれにでも起こりうることであり、国は、そういう人々に対する救済の責任を放棄しつつあります。厚生労働省のお役人は、ご自分もこの崖っぷちを踏み外すおそれがあるとは思わないんでしょうか。
ところで、この藤田憲一さんの著書が、上記と同じ朝日新聞朝刊の広告に掲載されています。「末期ガンになったIT社長からの手紙」という本です。テレビでも言っていましたが、藤田さんは「最後の事業計画」として自分に特化したビジネス(!)を展開する予定だとか。脱帽、です。
明日で、看護学校の夏休み前講義が終了します。しかし彼ら自身はこのあとも7月末まで講義があり(私の時間には集中講義が入るらしい)、8月も第4週から2学期が始まります。夏休みの間もレポート漬けだそうです。私は楽をさせたい(=自分が楽をしたい)と思っていたら、担任の先生に「読書感想文のレポートを出してやって下さい」とお願いされました。現場は、それだけの職責を担っているんです。
テーマ:作業療法士・理学療法士 - ジャンル:福祉・ボランティア
投稿日:2006-07-02 Sun
さきほど、牛久市議の鈴木かずみさんから連絡がありました。それによると、参議院議員・大門みきしさんによるJR交渉の詳細が決まったそうです。
交渉先:JR東日本水戸支社
交渉日:7月7日(金・七夕☆)
交渉先はJR東日本の人と大門議員が直接話し合って決めたそうです。
水戸支社の「都区内・りんかいフリーきっぷ」不導入も問題とされることになるのかな?
そのため、
7月6日までに1筆でも多くの署名がほしい
とのことです。
もちろん、7日以降も署名は受け付け、追加で水戸支社に渡すことになるそうですが、直接国会議員が出向く日にできるだけ多くの署名を集める方が、より効果的ではないかと思います。
鈴木さんに寄れば、7日まで集中的に牛久駅前で街頭署名を行うそうです。
○6:30〜8:00 (7月3日〜7日)
○15:00〜16:00 (同月3日〜6日)
個人の資格で署名活動を行いたい方も、お急ぎ下さい!!
署名用紙pdf:
http://park21.wakwak.com/~ushiku.jcp/6syomei.pdf
(私は、募金欄を修正液で消して使ってます)
署名送付先:〒300-1211 牛久市柏田町1076−7 日本共産党牛久市委員会
(上記の街頭署名の際に手渡すでもよいそうです)
投稿日:2006-07-01 Sat
署名活動が始まり、いよいよ「常磐線問題」も佳境に入ってきました。先週の日曜日(6/25)に牛久駅西口デッキで行われた日本共産党牛久市議団による呼びかけは、1時間で123筆の署名を集め、5700円を超える募金をいただいたそうです。市議の鈴木さんにうかがったのですが、こんなに短時間でこれほどの募金をいただいたのは初めてのことだそうで、市民のみなさんの関心の高さがうかがえます。私も個人の資格で、(正直言って数少ない)知人の方々に署名用紙のコピーをお渡しし、協力のお願いをはじめました。
署名とは個人情報を開示する行為であります。
日曜日にもらった署名用紙には申請団体として共産党の名前が入っていたので、「特定の政党に協力するという感じになるのはちょっと…。」という声を複数の方からいただきました。私自身もいわゆる無党派層で、その言い分もよく理解できるのでちょっと困ってしまいました。また、署名一般の問題として「署名の住所がなにか他のことに利用されるのではないか」という不信感もあるようです。
そこで、そんなこたあない、とは知りつつ、ほんとに失礼なことなのですが、その旨をメールで鈴木さんにぶつけてみました。
そして、鈴木さんからは次のような趣旨の回答をいただきました。
○署名の内容を他の目的に利用することはない。
○私たちの目的は、利用者の要望を伝える手段としてJR本社に持っていくことにある。
つまり、日本共産党牛久市議団としては利用者の声をJR東日本に伝えるパイプ役に徹するという意味です。また、次のようにもおっしゃっています。
○個人で署名活動を進める場合には、やりやすいようにやっていただくことがいちばん
よいと思う。もしそのままでは署名が取りづらいのなら、申請団体の名称を消してほ
しい。むしろ、たくさんの団体や個人が申請する署名の方がよいとも考えている。
…とのことです。なるほど、pdf版の署名用紙の方は「申請団体」の欄が空欄になっていますが、それはいろんな立場の人がそれぞれの資格で参加するためだったのですね。
pdf版署名用紙:
http://park21.wakwak.com/~ushiku.jcp/6syomei.pdf
なお、いただいた募金はこの署名用紙とチラシの印刷代に使わせていただきます、とのことです。
ダイコクブログ。常連コメンテーターの快腸さんはご自身の会社を中心にただいま署名活動展開中ですが、次のコメントをいただきました。
> ウチは政党色を嫌がるので、共産党の文字を消してたくさんの署名が取れました。
> 共産党は末端市民の立場を考えてくれる政党だと思いますが、この懸案は
> 超党派で執り行うに異論はないはずです。幸運なことに政党である共産党が
> 話に応じて頂けたということです。
>
> どうか政党を超え、我々・皆さんのために一つでも多い署名を!
(´Д⊂ <泣けるぜ快腸。
前にも書いたように、JR東日本の上層部は国会議員クラスでないと交渉に応じてくれないんだそうです。そのパイプ役を買ってくれたのが共産党であったということだと私も思います。もちろん、実際に署名活動を始めて下さったのは日本共産党牛久市議団のみなさんです。その点に心から感謝しつつ、私は私の立場で細々と活動を行っていきたいと思います。
個人情報保護法が施行されて以後、国勢調査ですら不信感を持つ人が増えてきていることは、マスコミのよく報道するところです。頻繁にかかってくる勧誘の電話、鬱陶しいDM、ワン切り、得体の知れないスパムメール…。個人の領域に土足で踏み込み、なにがしかの利益を得ようとする輩はうじゃうじゃいて、私たちは、かかってきた電話に名乗ることもできないという不便な状況を生きているのが現状です。(ちなみに私は、「もしもし俺だけど」といったら電話を切られた経験があります。自分のオヤジに。)
しかし、その点について
この署名は安心できる。
ということをここでお伝えしておきたいと思います。
署名は一筆だってかまいません。
リアルキンキンをご存じの方は私の住所へ、そうでない方は
日本共産党牛久市委員会:茨城県牛久市柏田町1076−7
へご郵送下さい。その切手代も募金のうちですね。
今回の内容は、鈴木さん・快腸さんから個人的にいただいた内容を公開しています。
なにとぞお許し下さい。もちろん、これはちょっと…、というなら削除いたします。
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ちょうど昨日(30日)、あの444022筆の署名を集めた「リハビリ打ち切りに反対する署名」が厚生労働省に提出されました。赤帽の車2台だそうです。道免さんのブログには、それを前にして厚生労働省の官僚のあわてふためくようすが記されています。
http://blog.goo.ne.jp/craseedblog/e/6b289a7cd2a4448e954a7a1ac110d1a9
人が人に自らの名前と住所を預ける、というのは緊張を強いられる行為です。それゆえ、署名とは厳粛な行為であり、それを預かる者の立場も極めて高い倫理性が求められます。だからこそ、受け取る側もプレッシャーに感じ、心を動かされるのでしょう。
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