投稿日:2006-05-08 Mon
大型連休だか黄金週間だか、とにかく休みが終わってしまいました。「大型連休」というのはNHK用語です。
世間一般ではゴールデン・ウィーク(日本名:黄金週間 略号:GW)というのが一般的ですが、「黄金週間」の名前が日本の映画業界に由来するとかで、商業用語であるという判断がなされ、「大型連休」と呼んでいるそうです。
…ということを、帰省途中の車中で聴いたNHK-FMでデーモン閣下がおっしゃっていました。しかも「いまや商業用語でもないだろ」「NHKってやっぱ…」などとのたまっていたのはさすが悪魔w
たしかに、その晩のNHKニュースを見ていたら、字幕スーパーは「大型連休」で、アナウンサーが「黄金週間」「ゴールデン・ウィーク」というときには「いわゆる」という接頭辞が付いてました。
さてこの黄金週間だか大型連休の後半、私は実家に帰省、娯楽と惰眠と過食の日々を過ごして参りました。山梨県の石割山を歩いてきたのが唯一のカロリー消費だったかな。おかげでちょっと腹回りが…。連休前には、頭の痛くなりそうな難しい本を全巻読破してやろうとか、ずいぶんと途方もない夢を見たものです…。
これからの時期、気を付けなければならないのがいわゆる「五月病」です。
教壇に立つ側からみると、「ああ、連休が明けて教室が閑散としたなあ」と思うことが増えてきます。大学の国語的な講義は1年生の必修である場合が多く、専門科目に比べて学生のモチベーションが低いのが普通です。長く続いた不況の影響か、「資格をとる」など「就職のための勉学」に高校の受験指導や大学の教育がシフトし、広い意味での教養が軽視されている以上、これはある程度しかたがないことと思っています。
おまけに1年生はまだまだ大学の90分講義になれていない。学生によっては、黙って座っていることがストレスになる場合もあるし、90分座り続けるのは体力がいりますしね。90分座り続けることの出来る体力を付けさせることが私の授業の裏目標だとおっしゃっている体育系の先生もいらっしゃいます。だから、GWで羽を伸ばすことを覚えると講義が辛くなってしまうわけです。
そして、必修の講義に出ない人は選択科目にも出ないということでしょう。学校全体が閑散としてきます。居眠りや遅刻も増え、学内がどよ〜んとした雰囲気に覆われるのが5月です。しかし、1年生で取得すべき単位をだらだらと翌年以降に持ち越してもあまりいいことはないと思うし、その気分が生活全体に蔓延していくと学生生活全般が辛くなっていきます。
だから私は、連休前に演説をぶちます。
連休が明けても教室に来い!いやでも眠くてもめんどくさくても学校に来い!!と。
…効果のほどは相当に怪しい演説ですがw
ところで、私はいくつかの講義で大型連休だか黄金週間だかの宿題を出しました。
題して「祭日のいわれ」。
この課題を課したのはTB大の「国語」、CG大の「文学演習」です。大型連休だか黄金週間にふさわしいレポートではないかとひそかに思ってます。私自身も含め、祭日は「休日であること」に意味があって、その日がなぜ休みなのかを考えることは稀です。自分たちが享受している祝祭日の起源がどこにあり、なぜ今日このような形でそれが祝われているかを考えることは、日本の近代社会を知る一助になると思います。ということは、学生としての自分自身を考えるためにも大切なことではないかと思い、上記のクラスで課題にしました。こういうことを自ら調べてみることが「教養」なんじゃないかと思ってみたり。
水〜木曜日にこのレポートが提出されます。彼らがどんな感想をもつか、楽しみです。
ところで五月病と言えば人ごとではないわけでありまして、月曜日の予定は朝ジムに行き、それから図書館で1日勉強というのが予定な筈なのですが、いま自宅でじるじるコーヒーすすりながらネットにうつつを抜かしているのはやっぱり…。
…今から出掛けます。。。
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