This Category : ケンケンナントカ

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2009.03.16 *Mon

現代の貧困問題と憲法~シンポジウムのお知らせ

これ下書きのまま忘れてた(汗)

茨城県弁護士会憲法委員会設立記念シンポジウム
『現代の貧困問題と憲法~憲法は貧困を救えるか~』

【基調講演】
◎派遣村から見えてくるもの
湯浅誠氏
元「年越し派遣村・村長」。養護施設ボランティア・ホームレ
ス支援・イラク支援等にかかわる。現代日本の貧困問題を現場
から訴え続け、生活保護申請の同行は1,000件を超える。NPO自
立生活サポートセンター・もやい事務局長他。著書に『反貧困
?「すべり台社会」からの脱出』(岩波新書)等。

◎現代の貧困の特徴と日本社会の課題
後藤道夫氏
都留文科大学文学部教授。社会哲学・現代社会論専攻。日本で
最も早い時期から「ワーキングプア」という存在に注目し、日
本で最初に「ワーキングプア」と言う言葉を使用した。『反『
構造改革』』『社会保障でしあわせになるために?『社会保障
基本法』への挑戦』など著書多数。

【パネルディスカッション】
パネリスト
後藤道夫氏
湯浅誠氏
秋元美世氏(東洋大学社会学部教授(社会保障法))

今最も関心を呼び解決を迫られている貧困問題について、憲法
の視点から考えるシンポジウム。

■日時:2009年3月29日(日)13時30分~16時30分
■場所:つくば国際会議場(エポカルつくば)2階中会議室201
■交通:
◎つくば駅(A4出口)4番バスのりばから「つくバス・学園南
循環」で2分(運賃100円)※13時00分発があります
◎つくば駅(A4出口)から徒歩約10分

※入場無料・どなたでもご参加いただけます。
※くれぐれも近隣商業施設等の駐車場を利用されないようお願
い申し上げます。

■主催:関東弁護士会連合会 茨城県弁護士会
■問合せ先:茨城県弁護士会 電話029-221-3501
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2008.09.23 *Tue

二者択一社会のはじまり

ある人が上司に叱られました。

「お前がこれを処理しなかったのは、お前の怠慢か、能力不足か、どっちなんだ(怒!」

で、この方はいずれにしても自己否定を強いられる二者択一を迫られるという、辛いお叱りを受けた訳です。こういうパワハラ詰問にどう答えればいいのか、と下唇を噛みしめた経験は誰でもいっぺんくらいはあると思います。


昨日、自由民主党の総裁選挙が行われました。ご承知のように、立候補者5名乱立の中、下馬評通り麻生太郎氏が圧勝しました。

これでいよいよ、自民党・民主党の二大政党が対決する解散総選挙が近付いてきました。自民党としては麻生太郎ブームに乗っかって、選挙に勝利しようという算段だろうと思います。自民党この選挙にかつての小泉ブームの再来を求めたようです。しかし結果としてはさほど盛り上がらずに終わりました。マスメディアが冷静な報道を心懸けたこと、これは国政選挙ではないという冷静な判断が国民の間にもあったように思います。

私がこの雰囲気から感じ取るのは、やっと当たり前の二者択一のときがきたな、というものです。小選挙区の導入はとうの昔ですが、小泉純一郎という人はそのへんの雰囲気作りというか、ずらしのテクニックに長けていて、自民党内に「抵抗勢力」なる存在を設定しました。与党内部に「改革勢力」と「抵抗勢力」を設定することで見かけ上の二者択一を作りだすというイメージ操作を行った訳です。

これが成功して、自民党は300議席を得ました。そりゃそうなりますわな、「改革勢力」に投票しても「抵抗勢力」に投票しても、自民党の議席に変わりはないんですから。結果として民主党は蚊帳の外、小泉政権下の選挙は二者択一の体をなしていなかったといえるわけです。

ひょっとすると、麻生さんは圧勝しない方がよかったんじゃないか、小池さんと互角みたいな結果の方が、自民党の延命には良かったんじゃないか、なんてなことを思います。麻生氏支持で団結した瞬間、自民党は「麻生自民」対「小沢民主」という二者択一の選択肢に、自らの地位を引き下げてしまったといえるでしょう。丁半ばくちであるところの二者択一の土俵に乗ってしまった時点で、確率的に勝率は50パーセントです。そのような構造が先に控えていることが見えるから、メディアも国民も比較的冷静に総裁選を受け止めたのではないか、というのが私の考えです。

それにしても、こういう二者択一状況が現前したことは、私たちの生活の隅々に至るまで二者択一の判断が要求される社会が次第に出現しそうな気がして、正直気が重いです。
基本的に、私は二者択一が嫌いです。二者択一というのは残酷な制度で、51対49でも白黒決着が付いてしまうからです。完全小選挙区制の元では、かえって小政党が乱立するという計算もあるそうですが、せめてもう一局の選択肢をつねに保持していたいものだと私なんぞは思ってしまうのであります。


冒頭のつづきですが、この部下の方が必死の抵抗で答えた本当の理由は

「処理する必要がなかった」

というものです。段取り上、現場でペンディングになっていたんですね。よく理由も聞かないでAかBかという答えを迫った上司が、実は一番仕事を分かっていなかったというオチでした。
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2008.08.06 *Wed

8月6日の想い

1945年8月6日。広島に原子爆弾が投下された日です。

63年の歳月は多くの物事を忘却の彼方へ押しやります。竹島の帰属を載せるくらいなら広島・長崎をもっと教育の俎上に載せるべきと思う私です。戦後生まれの首相が露呈したのは、自らの記憶にない歴史を国民の記憶として継承することに対する意識の低さでありました。テレビの特番も少なくなってしまい、自分が子どものころとずいぶんちがってきたなという気がします。子どものころ、朝の連ドラといえば空襲シーンが付き物でした。

そんな今日の話題で、記憶に留めておきたい新聞記事を転載しておきます。

原爆開発の女性科学者、初めて広島訪問

 物理学者として米国の原爆開発にかかわり、戦後中国に渡ったジョアン・ヒントンさん(86)が原爆投下から63年を前にした5日、初めて広島市を訪れ、原爆ドームを見学した。科学者の道を捨て、北京郊外で酪農を続けながら、米国への書簡などで「原爆投下は人類への犯罪」というメッセージを発し続けてきた。ヒントンさんは6日、被爆者と会い、数奇な半生を振り返り、原爆への思いを語ることにしている。

 米国の大学院で物理学を研究していた1944年から、原爆開発のための「マンハッタン計画」に参加し、ニューメキシコ州の施設で研究に携わった。上司は「おもちゃを作る」と言っていたが、指紋をとられ、研究内容は口外しないよう命じられた。

 広島、長崎に投下されたことは新聞で知った。地上で何が起きたかは想像できた。しばらくして、研究所内の部屋に集められ、軍が被爆地で撮影した映像や人の手の影が写った石などを見せられた。「威力を見せつけるための兵器で、まさか市民の上に落とすとは思わなかった」。研究所の同僚も怒っていた。

 終戦から間もなく、仲間とともにワシントンの連邦政府を訪れ、原爆投下に抗議した。自責の念にかられ、悩んだ末に物理学者の道を断ち、48年、上海に渡った。「粗末な食事と素朴な武器で日本に勝った中国人民に興味があった」とそのわけを明かす。

 米国内では中国の核開発への協力を疑われ「逃げた原爆スパイ」と話題になったこともあった。中国は64年に初の核実験に踏み切ったが、ヒントンさんは「協力を頼まれたことはない」と明確に否定している。

 騒ぎをよそに中国で酪農に従事していた米国人男性と結婚。全米科学者連盟などに反戦を呼びかけながら、今は乳牛約300頭を飼って暮らす。長男(55)には「和平」という中国名をつけた。

 米国人作家パール・バックがマンハッタン計画を題材に59年に著した小説(邦訳「神の火を制御せよ」)の登場人物と生涯が似ている点もあり、邦訳を出版した関係者らの招きで来日が実現した。

 ヒントンさんはこの日、初めて訪れた原爆ドームをあおぎ見て「ひどい」とつぶやき、あとは無言になった。被爆63年の6日に予定している被爆者との面会について「『ヒロシマ』で私の人生もすべて変わった。なぜ、私が中国へ行ったのか、すべて話したい」と語った。(浅倉拓也)
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2008.06.19 *Thu

トヨタの「エコ替え」CMを糾弾する!

「エコ」という言葉にうさんくささを感じる人が増えているように思います。

「エコ」の思想自体を否定するつもりはありませんし、このブログのリンク先でもある「環境を意識した日々」を送ることは、世界人口が50億を超える今日、Co2削減などおおいに有効だと思われます。

しかしながら、「エコ」という言葉を濫用する場合が、ことにテレビCMに増えているように思います。

最悪の一例が、トヨタの「エコ替え」です。

菊池桃子が「この電球、まだ使えるけど(環境に優しいほうに)、替えよう」
というと、
関根勤が「この車、まだ乗れるけど、(環境に優しいほうに)、替えよう」
というCMです。

詭弁ですらない、この論法。なんというか、この頭の悪さをどうしよう。と夕暮れの山路をとぼとぼとうつむいて歩きたくなるほど、むなしく、悲しい気分に襲われるCMです。まちがいなく、近年最低のダメCM。真の地球環境保護、温暖化阻止の取り組みの努力に対する最悪の冒涜として、批判したいと思います。

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2008.05.01 *Thu

本が売れない/本を買わない ということ

別のところに書いた文章ですが、こっちにも転載します。
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本ばっかり買ってる。もともと読書のスピードは遅い方なので、どんどん溜まっていく。でも多分また買う。

ところで出版不況だというが、本が売れない理由に「平均的日本人の日本語リテラシィが落ちているので、本を読まなくなった」ことと、「読むか読まないかわからない本を買わなくなった」のふたつがある。

「平均的日本人のリテラシィが落ちている」こと、これは絶対に間違いない。

大学で文章表現の講義を受け持って10年経つが、日本語の読み書き能力は間違いなく、どんどん落ちている。漢字テストがレベルもどんどん下がっている。以前は「段落の考え方」から始めていた文章表現技術も、いまは「原稿用紙とはなにか」から始めて「「文」を作る」という話に進むようになった。新聞は年々歳々語彙を落としているが、学生のリテラシィの低下はそのペースをはるかに上回る。大学では教材に新聞を使う先生が多いが、学生は付いていけていない、ことに先生は気が付かない。『「おじさん」的思考』のなかで内田樹が書いているが、予備校の調査に寄れば「1年間で1点のペース」で平均点が下がり続けて30年だそうである。それが1999年のエッセイだからいまは更に10点下がっているのだろう(このエッセイ「大学全入時代にむけて」は『下流志向』の原型をなす、非常に優れた文章です)。それは、ブルーカラーとして最低限のリテラシィが備わっていればそれでよいという経済サイドの思惑にそった教育の成果である。

だから本は売れない。作家は売れないとおまんまの食い上げだから語彙レベルを下げ、物語の構造を単純化する。現在その到達点はケータイ小説と言うことになる。評論はさらに売れない。学歴格差社会やプレカリアートや、そういった警国の書はどしどし出版されるが、残念ながらそれを読む層は当事者ではない。

もう一点、「読まない本を買わなくなった」という点について。

最近、たくさんの本を抱えてレジに並ぶ人を見なくなった。それはすなわち、「本を衝動買いする人」が減ったと言うことである。先日、私が「蟹工船」を買った上野の駅ナカ書店で本を手にとってじ~っとみつめている女性がいらっしゃったので私もその背中をじ~っと見つめて差しあげたことがあったのだが(当然、背後から「買え、買え」という念を送って差し上げたのである。それにしてもあの本屋、いかに「蟹工船」のカバーがかっこいいとはいえ、よくあんなに平積みで並べたものだ)が、こういう「ジャケ買い」的なノリは徐々に失われている。それは端的に平均的日本人の可処分所得が減っていることが原因であるわけだが、「無駄をなくす」という構造改革的思考の蔓延の中で、不要不急の書籍購入が躊躇された結果にほかならない。

無駄をなくすとき、精神と肉体の健康に関わる事柄から削っていくのが現代のトレンドである。ガソリン税は再値上げしてでも道路工事は止めないが、クラシックコンサートやリハビリ診療報酬はガンガン削る。それを「構造改革」と称して快哉を叫んだ人たちも大勢いるのはいまの衆議院を見ればよく分かる。「構造改革主義の蔓延が出版不況を生んだ」というとおおごとのようだが、まあだいたいそんなところだと思う。

ところで本箱は「読み終えた本の保管庫」であるだけではない。「これから読む本の準備庫」もしくは「自分が関心ある知的事柄を可視化したもの」であるという機能をもつ。これは本に無駄遣いを辞さない覚悟がなければできない。そして「自分が関心ある知的事柄を可視化」することは、知性の涵養に対して効果的な方法である。

構造改革はそういう無駄を省いたので、これからの日本は辛うじて経済水準だけが現状もしくはちょっと下位程度に踏みとどまりずつ、知的水準の低い・単純労働だけが売りのブルーカラー国家になること必定である。いまは中国から研修生を招いたりしているが、じきに日本から単純労働力が輸出されるに違いない。そんな経済大国としての延命措置よりは、心身の健康に無駄遣いをしつつ、栄光ある黄昏を迎えた方が幸せみたいな気がする。

それはともかく、ご飯一食抜いても「いつか読むかも知れない本」を買うくらいの見栄みたいなものがないと大人の知恵は付かんよ、と言いたい。あんパンと牛乳を脇に公園のベンチで読む本は栄養満点の心のごちそうなのである。
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プロフィール

キンキン@ダイコク堂

Author:キンキン@ダイコク堂
ブンガク。
オンガク。
ケンケンガクガク。
↑意図的な誤用(嘘w)

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(あっとまーくは記号で)
までどうぞ。













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